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衣類の保管と防虫剤選び
2012/10/01配信
◇ 衣類の保管と防虫剤選び
10月に入り衣替えの季節となりました。
秋冬物を準備したら、虫食い穴が・・・
防虫剤は入れてるのに・・・
それなら、選び方が間違ってるかもしれません。
衣類の害虫には、ヒメカツオブシムシやイガなどがいます。
これらはウールやシルクといった柔らかい衣類を好みます。
ですから、セーターなどが被害にあいやすいのです。
衣類の収納は
●洗濯
●保管場所の虫干し
●防虫剤
が重要となります。
●洗濯
衣類の洗濯は、シミを取り除くことが重要です。
キレイにするだけでなくシミが原因で害虫の被害にあいやすくなる
からです。
収納前の衣類の洗濯はコチラ
https://www.eee-senzai.com/hpgen/HPB/entries/26.html
●虫干し
衣類を保管するタンスやクローゼットなどに害虫がすでにいる場合や
カビから守るためにも虫干しをしましょう。
衣類を保管するクローゼットなどの虫干しはコチラ
https://www.eee-senzai.com/hpgen/HPB/entries/47.html
●防虫剤
防虫剤選びは防虫剤の種類が大切です。
パラジクロルベンゼン、樟脳(しょうのう) 、ナフタリン、
エムペントリン (ピレスロイド系)などがあります。
「防虫剤を入れるだけ」の使い方はおすすめできません。
というのも、相性があるからです。
薬剤の成分が影響しあうため、変色やシミの原因となります。
パラジクロルベンゼンは効き目が早く、なくなるのも早い
ウールやシルク、綿、毛皮などに
しょうのうは金糸、銀糸、金箔に影響しにくく着物に適する
ナフタリンは効き目が持続するため人形の収納など長期保管に
★パラジクロルベンゼン、しょうのう、ナフタリンの併用は
避けましょう。
ピレスロイド系は効き目が強くあらゆる素材に適する
しかも上記薬剤との併用が可能で、防虫剤特有の臭いも
ありません。
無臭なので交換次期に注意が必要です。
それぞれ目的にあった防虫剤を選び、
害虫から衣類を守りましょう。