お役立ち情報
虫干し
2010/10/01配信
◇ 虫干し
日本は湿度が高く、気密性の高い住居環境が増えて、押入れや
納戸には湿気がこもりがちです。
虫干しは、衣類、本などに風を通して湿気を取り除き時期により
7月下旬~8月下旬の時期に干すのを「土用干し」
(梅雨時の湿気を払う)
10月下旬~11月下旬の時期に干すのを「虫干し」
(産卵の時期)
1月下旬~2月下旬の時期に干すのを「寒干し」
(一番湿度の低い時期)
などと言われています。
虫干しをして衣類や本、くつなどをカビや虫から防ぎましょう。
●少し注意点がありますのでご確認ください。
★2日以上晴れて空気が乾燥している日
★午前10時頃から2時頃まで
(朝夕は湿度が高くなりがちで、日差しも部屋の奥まで当たる
ので避ける)
★陰干しする ←注意
(素材によっては日光や蛍光灯で変色、退色、色やけなどする
ものもあります。)
★空気が流れるように窓を開けます。
★本や衣類だけではなく、流し台の下や食器棚、押入れくつ箱
などの湿気が多い場所、空気の流れのない場所に風を通し、
湿気を追い出しましょう。
★虫干しが終わったら防虫剤、除湿剤などを入れましょう。
衣類などを全部出さなくても、上記の条件が合えば、
タンスの扉、押入れなどを開けるだけでも効果があるようです。
●保管にも注意点があります。
10月は衣替えです。衣替えには専門店でクリーニングする
場合も多いと思います。
★クリーニング店から返却された衣類のビニールカバーは
保管用ではありません。
洗った衣類に、ほこりの付着や衣類がこすれるのを防ぐなどの
理由でついています。
そのまま保管すると、湿気がこもりやすく、カビの原因になる
だけでなく、「変色の原因」になる場合もありますので、
外して保管するか専用カバーなどをご利用ください。
衣類の整理や虫干しもあわせて行いましょう。
本格的な冬物の出番はまだ少し先ですが、夏物、秋物を収納する
際にはコチラもご覧ください。
https://www.eee-senzai.com/hpgen/HPB/entries/26.html